NOW-OR-NEVER

日常考えていること、英語、旅行、本、音楽など。
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「逃亡くそたわけ」再読。福岡という第二の故郷。
「逃亡くそたわけ」を買ってきた。
三年前読んだことは読んだのだが、たぶん立ち読みだ。
内容もすっかり忘れている。
文庫になっているしと、近くの書店で購入。

ほとんど会話で成り立っているし、一文が短いため、読みやすい。
主人公が躁病だからか、アップテンポで物語は進む。

福岡タワーに近い百道病院という精神病院から抜け出す福岡大学英文科の花ちゃん。
名古屋の極楽生まれだが東京出身と嘘をつく慶応卒のNTT子会社に勤務し、福岡に転勤になったらなごやん。
ここまで固有名詞出てたんだ。
筑紫女学園とか早良区とか西新とか、、、

「あああ、もう何よここの運転。こいつらウィンカー出しても絶対入れてくれないくせに、自分はぶつけるつもりで入ってくるんだぜ。ほんと、福岡の運転だけは頭来る。東京はみんな紳士的だよ。」
というなごやんのセリフに、うんうんうなずいてしまう。
私は運転しないが、ほんとに福岡人は運転が荒くて、いつも気を付けて歩いているのだ。
他、外から福岡に来た人が思うことがつらつらと書かれており、共感しまくり。

福岡の人間は福岡が好きだ。
きっと私も福岡で生まれたら、福岡を愛し、福岡で一生涯暮らしただろう。

確かに、福岡はいい町だ。
都会と田舎の中間で、そう不便でもないし、住みやすい。
空港まで近く、どこにだって行ける。
何しろ、東京より韓国の方が近いのだ。

福岡の人は彫りが深く、東京にいたらスカウトされるんじゃないかってぐらいの美男美女がごろごろいる。
だからか、福岡出身の芸能人は多い気がする。
私は福岡出身の歌手が好きで、YUIや椎名林檎をよく聴いている。

福岡といったら、食べ物だ。
とんこつラーメン、もつ鍋、明太子、、、
うまいし安い。
東京にも一蘭があるものの、こんなにそこら中にラーメン屋はないからなあ、どうしよう。

豚骨臭だとかとんこつやろうだとか福岡をバカにする。
九州の東京、ミニミニ東京、東京より韓国に近い辺鄙でどんくさい田舎町。
情報量が少なく、人もえらい保守的だから、某巨大掲示板のサブカル板では福岡がメタメタに叩かれている。
私も一時期はここにいたら浦島太郎になると焦っていた。
実際、東京に帰ると、時間の速度が違う気がした。

情報が多いからスピードが速いからっていいってことはない。
大事なことをゆっくり焦らず温めることの方がいいのだ。
情報に晒されて身動きとれずに何が本当に大事なのかを見失ってしまうより。
私は福岡の人の笑顔を見る度にそう思う。

福岡は私の故郷ではない。
だから、私はここから出る。
でも、福岡が嫌いってわけではないんだ。
第二の故郷だ。
福岡で良かったと思う。
福岡に来て良かったと思う。
君たちに会えて、よかった。
君たちを愛している。
| now-or-never | BOOK | 22:32 | comments(0) | - |
本二冊読破
今日は二冊本を読み終えたせいか、気持ちがよい。
一つは午前中に、一つは先程読み終えた。

午前中に読んだ実用書は実に実用的だった。
実に実践的で実用書という分類にピッタリの本。

先程読んだ本はラノベ。
中身はなく、ただ筆者のくだらない独り言に付き合わされる。

何を今更戸惑っている?
変化を怖がる?
変化しない自分を恐れる?
| now-or-never | BOOK | 16:23 | comments(0) | - |
西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」
小説を読むことで気が紛れるなら、いっぱい小説を読もう。
ラノベなんて中身はない。
しかし気分転換になるなら、喜んで読もう。
小説を読んでいるときだけ、妄想から離れられるなら、小説を読むことは薬になるだろう。
| now-or-never | BOOK | 23:22 | comments(0) | - |
こうたろう二冊
今の医学生はレイチェル・カーソンの「沈黙の春」も知らないらしい。
読んだことがなくとも、社会科目の環境問題に関する項目で習うだろうに。
政治も歴史も文学も習っていない未履修高校卒なのだろうか。

かくいう私もたぶん「沈黙の春」を完読してはいない。
母が読んでいて本棚には置いてあったと思う。
しっかり読んだ記憶がないのでぺらぺらめくった程度であろう。
代わりに有吉佐和子の「複合汚染」を読んでいた気がする。

本屋で有吉佐和子の「恍惚の人」でも読もうかと手に取ってみたが、いつの間にか伊坂幸太郎と沢木耕太郎に変わっていた。
また今度買いに行こう。
小説を読まずして私は私でいられない。
| now-or-never | BOOK | 21:37 | comments(0) | - |
柳田邦男「犠牲」
柳田邦男の「犠牲」という本は、次男が自殺によって脳死に至った経緯、脳死を廻る諸問題について詳細に描かれている。
医学生であり、医療者側ではあるが中途半端な立場である今こそ、患者側家族側からの視点で考えるべきだともう一度読み直してみた。
高校時代特に感じず読めたのだが、ちょうど今私は自分自身に限界を感じ、リセットボタンがあれば連打している日常であり、次男の自殺に一種の憧れを感じてしまった。
安部公房と大江健三郎が好きという次男に対し、感情移入できないわけがない。
「砂の女」の「男」のように、今私は過ぎ行く時間の中でただ砂を掻き分けている。
溜め息をついていても何も変わらない。
行動に起こそうと必死に抵抗してみる。
| now-or-never | BOOK | 20:41 | comments(0) | - |
鈍感力
繊細で真面目で感受性が高い、、、
私ってどんな性格?と友人にきいたらこう答えた。

さて繊細であることはいいことだろうか。
鋭いと鈍いでは鋭いと言われる方が誉め言葉だが、鈍い方が強くて長生きするのではないか。
鈍い友人を見ていてそう思う。

鈍感力という渡辺淳一の本を立ち読みしたら、最近思っているそんなことが書かれていた。
些細なことで動じない鈍感力が必要であると。

鈍さが欲しい、深読みできない鈍さが。
強さが欲しい、動じない強さが。
その場で笑って家で泣く、その繰り返しで、強くなる日はいつ来るのだろう。
| now-or-never | BOOK | 23:48 | comments(0) | - |
脂肪と言う名の服を着て
脂肪と言う名の服を着て
脂肪と言う名の服を着て

ラーメンが食べたくなって、ラーメン屋に行った。
置いてあった安野モヨコの漫画「脂肪と言う名の服を着て」を読破。
食べ物屋にこんな漫画置くなよな。
気持ち悪くなるよ。
現に今食べ過ぎた気がしている。

デブの話だ。
のこはデブでいじめられてストレスで余計食べてもっと太る。
彼氏はいるのだが、その男はのこがデブで弱くて安らげるから付き合っているだけ。
対照的に、美人でスタイルが良いマユミ。
マユミはのこをいじめることでストレス発散している。

私はのこにものこの彼氏にもマユミにも似ていると思った。
| now-or-never | BOOK | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
博士の愛した数式
博士の愛した数式 ビューティフル・マインド

博士の愛した数式を読んだ。
数学を愛する人は純粋なのだろうか。
ビューティフル・マインドといい、純粋すぎて狂っている数学者の話が多い。

ところで昔から私は頭が良くて純粋な人がタイプと矛盾しているようなことを言っている。
そもそも純粋とはどういうことか。
何が純粋で何が不純なのか。

私が好きになる人はみな純粋な人なのだが、彼らを純粋と言っているのは私だけな気がする。
私にとって純粋という言葉は良く言えば感受性が豊か、悪く言えば精神的に弱いというような意味なのかもしれない。

浮気性の男を純粋だからと言うようになったらおしまいである。
気を付けたい。
いつか言ってそうである。
彼は優しいから彼女の誘いを断り切れなかったの〜。そんな彼の純粋なところが好きなの〜。
ああ、こわい。
純粋な人間なんてダメ人間だろう。
そんなダメ人間がどうしょうもなく好きなんだ。
弱くて脆くて純粋すぎて生きるのが苦しくて。
そんな人に弱い。。。
| now-or-never | BOOK | 00:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
やさしさ≠愛
やさしさは愛じゃない
谷川 俊太郎, 荒木 経惟

やさしさしかなかったんだね。
でもやさしさは愛じゃない、
やさしさはぬるま湯、
私はふやけてしまったよ。
 
ひっぱたいてくれればよかったのに、
怒り狂ってほしかったのに、
殺してもよかったのに。
 
あなたは私を褒めたたえてばかりいた。
その眼鏡の奥のひんやりしたふたつの目で、
男の、
欲望の、
きりのない、
みのりのない、
やさしさで。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
少なくとも私はやさしい人間ではない。
優柔不断ではあるけど八方美人ではない。
他人に甘く自分に厳しくのはずが逆をやってる。
やさしさって何だろう。
思いやりって何だろう。
愛って何だろう。
考えても答えは出ない。
| now-or-never | BOOK | 00:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
存在の耐えられない軽さ
存在の耐えられない軽さ

『ニーチェの永劫回帰という考え方は秘密に包まれていて、ニーチェはその考えで、自分以外の哲学者を困惑させた。
永劫回帰の世界では、われわれの一つ一つの動きに耐えがたい責任の重さがある。
もし永劫回帰が最大の重荷であるとすれば、われわれの人生というものはその状況の下では素晴らしい軽さとして現れうるのである。
だが重さは本当に恐ろしいことで、軽さは素晴らしいことであろうか?
われわれは何を選ぶべきであろうか?重さか、あるいは、軽さか?』

人生において軽いのと重いのでどちらがいいのだろうか。

一つの例として、沈黙は重く、喋りは軽い。
私がばかなことばかりしくだらないことをしゃべるのは自分をできるだけ軽くしたいからである。
重さに耐えられなくなる前に、押し潰される前に、より軽くしようと試みた結果である。

軽ければ軽いほど存在意義は無くなる。
重ければ重いほど真実味を帯びてくる。
軽さは空虚を、重さは充実感を生む。

人はみな重い存在であることを願うのではないか。
ある人にとって、ある社会にとって、ある世界にとって。

私はパルメニデースの精神に従い、重いものを軽いものに変えたい。
しかし、軽さに憧れ、いくら努力しようとも、私の内なる重さは拭い切れないのだった。
そのギャップに苦しみ、今も苦しみ、吐きそうになりながら、必死に耐え、作り笑いの練習をするのである。

いくらサビナに憧れてみても私はテレザなのである。
そして、テレザに共感し自分はテレザであるつもりでも他人から見たらサビナのように見えるのかもしれない。

重さを求めやまないがゆえの軽さ。
軽く軽く軽く、はばたけ、空に。
どこかへ飛んでいけ。

重くなれ。重くなれ。
ずしりと重く引きずれ。
堪え難いほど重くなれ。

その願いはいつ叶うだろう。
重く重くのしかかってきてその重さに潰れたいとさえ思う。
死は恍惚と私を誘惑するのだ。

多くの人たちは未来に逃げ込むことによって自分の苦しみから逃れる。
時間の軌道に、その向こうでは現在の苦しみが存在を止める線を、想像して引く。

後半はちゃんと読めなかった。
またいつか読み返そう。
読む度に新しい発見があるだろうから。

「一度は数のうちに入らない」というドイツの諺。
ではただ一度切りの人生とは何であるのか。

Es muss sein!(そうでなければならない!)
Muss es sein?
本当にそうでなければならないのか?
しかし一度切りの人生において仮定は存在しないのだ。

偶然という軽さが重なることによる重さに導かれるようにして、トマーシュはテレザに引き摺られてゆく。
サビナとは互いに依存的でない関係を築く。

彼はそれを性愛的友情と呼び、連続して寝るのは三回未満という規則を作った。
想像の近似性と現実の正確さの間には思いもよらない小さな間隙があり、彼はその微かな差異に夢中になった。
そんなトマーシュが好きである。

脆弱な構築物は突如崩壊する。
前提が消えるときその前提の上にあるものも消えていく。

さて、存在の耐えられない軽さに打ちひしがれのたうち回っても、そんな私の意志に関係なく、物事は簡単に進んでいくのだった。
| now-or-never | BOOK | 06:40 | comments(4) | trackbacks(0) |
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