NOW-OR-NEVER

日常考えていること、英語、旅行、本、音楽など。
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亡き人への思い
さて、「なごり雪」も「22才の別れ」も亡き人への思いを描いた映画である。
同じような映画として、いや、思いだけではなく、亡き人がよみがえっちゃう映画として、「黄泉がえり」と「この胸いっぱいの愛を」がある。

「黄泉がえり」はかなりよかった。
伏線がうまくてなるほどと思うし、女優陣がきれいだし、映像も美しい。
私には今まで大切な人との死に別れなんてないが、これからそういうことがあるかもしれない。
と思うと、周りの大切な人たちをもっと大切にしないとと思う。
伝えたいことを伝えておかないと後悔するかもしれない。
見終わった後にやさしくあたたかく前向きになれる映画。
しかしRUI(柴咲コウ)の歌がいい。
CD買いたくなった…。

同じスタッフで作った「この胸いっぱいの愛を」はイマイチ。
脚本が出来が悪いし、俳優もピンとこない。
残念。

「黄泉がえり」5
「この胸いっぱいの愛を」2
| now-or-never | MOVIE | 01:47 | comments(0) | - |
李相日監督作品
村上龍の「69」という小説を読んだのは中高生の頃だった。
友人が読んでいて、村上龍でタイトルが69ってどんなエロ小説だよとからかったら、彼女はあのすました顔で1969年を描いているんだよ、エロじゃないよと勧めてきたのだ。
彼女はあの純和風の顔のまま、時を経て、イタチっぽかった印象がヒョウっぽく変わっていた。
いつかライオンになるのだろうか。
一方で私は変わったのだろうか。
彼女は昔の私は蒼井優に似ていたとしきりに懐かしがっていたが、今の私はどう映っているのだろう。
昔も今も変わらずバカだろうか。
さて、そんな思い出が蘇るものの、内容をすっかり忘れている。
映画を見ても全然思い出せない。
これも本屋で再読だな。

映画は1969年の佐世保を舞台に青春真っ盛りの高校生を描いている。
当時はこういう時代だったんだあ、へえ。
人生は楽しく生きたもん勝ちとおばかをやる高校生たちがいいね。
気分爽快。
ばかなことって楽しいよね、そのときしかできないことだし、思い出になる。
だからいつも私はばかやってるのか。
あ、いや、ばかをやってるというより、ばかなのかな(笑)

「スクラップヘブン」はたまたまレンタルビデオ屋で薦めてたから見た。
これを薦める店員て頭イカレてないかな、大丈夫かな。
いやいや、ヤバい映画なんだよ。
私の好きな作風なんだけどね。
このおかしい世の中を変えてやるって一所懸命破壊する映画や小説が昔から好きなんだよねえ…。
だって不満あるでしょ?
一度は考えたことない?何か大きなことをしでかしたいって。
もちろん実際にはできないんだけど、「69」や「スクラップヘブン」のように映画の中でやってくれてるわけ。
想像力があったら世の中はもっとマシになっている?
君の想像力が足りないんじゃない?
君の気持ちは分かるけど、変えるべきなのはこの世界ではなくて君自身じゃないの?

この映画はところどころホヘッ?とかンン?とか突っ込みたくなる映画だ。
見終わった後に、なんだったんだ、この映画は!とちょっと怒りを覚える。
しかし徐々にあの映画が忘れなくなる。
良さが分かってくる。
なんといっても俳優が素晴らしい。
オダギリジョー、加瀬亮、栗山千明。
一人一人が強烈である。

「69」3
「スクラップヘブン」4
| now-or-never | MOVIE | 01:46 | comments(0) | - |
大林宣彦監督作品
「廃市」という映画を知ったのは、ある人の日記だった。
メッセもコメもせずに、私はただ黙々と彼の日記を読み続けていた。
察するに親と同じぐらいの年齢だろう。
音楽や映画の趣味が幅広く、読んでいて知らないものばかりだったが、彼の文章に惹かれ、私はそれらの作品をいつか鑑賞したいと思っていた。
彼は仕事か何かで九州を旅し、柳川のこと、そして映画「廃市」について記していた。
私はその日記を読んで、「廃市」がどうしても見たくなった。

柳川という廃市、死んでいく町で、没落していく旧家。
水の都は、妖しく、美しかった。

随分暗い映画だったが、それほど絶望感を感じないのは旧家の娘の明るさのせいか。
滅びの美学だけじゃなく、一筋の希望を私はそこに感じた。

柳川市協賛と書いてあるが、よくもまあ協賛したなと思う。
柳川市は死んでいると言っている映画なのに。
私はぜひそんな柳川を訪ねたいと思う。

続けて、大分を舞台にした大林監督の映画を二本見た。
「なごり雪」と「22才の別れ」だ。
両方ともフォークグループかぐや姫の伊勢正三の曲からヒントを得て映画化された。
両作品とも、中年男の、大分臼杵への、過去への旅が描かれている。
あのときなぜあの人と別れたのだろう、あの人と一緒に人生を歩んでいたらどうなっていたんだろう、とふと思うことはないか。
私はまだ若いし、世代が違うし、死に別れを経験していないため、両作品にひどく共感したり理解したりということはない。
ただ、作品の美しさは心を打つし、なんとなく分かるような分からないような気にさせる。
いつか年を取ったらまた見たい作品である。
いつか臼杵にも行ってみたい。

私はメタルが好きという一方でフォークも好きで、かぐや姫の音楽はやっぱいいなあとしみじみと映画を見ながら思った。
親が好きでよく聴いていたのだ。
親子というのは不思議なもので、東京と福岡と離れているのに、電話すらしないのに、実家に帰ると母が図書館から借りている本は私がちょうど読んでいる本だったりする。

「廃市」4
「なごり雪」2
「22才の別れ」3
| now-or-never | MOVIE | 01:45 | comments(0) | - |
「花」5
またまたロードムービー。
旅好き&映画好きだから、ロードムービーは無条件で好きだ。

動脈瘤の手術で記憶を失くすかもしれない青年と別れた妻の顔の記憶を失くした壮年の、東京から鹿児島までのドライブ。
ただの旅ではない、昔を思い出す旅である。
人生を振り返りながら、ゆっくりゆっくり旅をする。

愛について、生きることについて、考えさせられる。
「本当に愛する人を見つけたら、絶対にその手を離しては駄目だ。」

最近泣いてなかった。
とうとう、私は泣いた。

脳動脈瘤がレントゲンで写るのかよとかいうツッコミすら、そんなことどうでもいい、きっと写るんだろうと思わせるぐらい、この映画は良かった。
もう、つい、イヤーノート引いちゃったじゃないか。
私も記憶障害じゃないかって。

記憶とか病気とか旅とか人生とか私の好きなテーマ満載。
静かで淡々としていて、風景は美しくて、セリフも素晴らしい。

俳優も音楽もいい。
牧瀬里穂がかわいすぎる。
明るさが切ない。
村治香織のギターがよい。
心をかきむしられる。

こんなにいい映画に出会えてよかった。
| now-or-never | MOVIE | 22:33 | comments(0) | - |
『逃亡くそたわけ 21 才の夏』5
私にはツボだった。
九州に縁のある人、精神病に興味ある人はハマる。

精神病院(プリズン)からの逃避行。
躁病患者と鬱病患者の当てもないドライブ。

東京出身のふりをするなごやんは人間の精神は言語によって規定されるからと名古屋弁でしゃべらない。
一方、あでやかな幻覚と幻聴に苛まされる花ちゃんはばりばりの博多弁だ。

「東京のどこがいいと?」と博多人は訊く。
「東京なら安心なのかも、中心だから。自分の居場所がいつも分からない。」
「君は博多に生まれて博多に帰れるからいいよな。」

百道浜に赤坂のけやき通り、キャナル、マリノアか。
福岡から阿蘇や宮崎市内を通り、鹿児島へ。

逃げる逃げる、どこまでも逃げる。
無免許の危なっかしい運転で。
「どこまで行くの?どうせ行き詰まるよ。」
「逃げれば逃げるほど追い詰められる。」
「逃げることはできても逃げ切ることはできない。」

「家族や友達と分かり合えないと絶望する。
しかし、そもそも分かり合えると思うことが間違いなのだ。
人は見たいようにしか見ない。
人と分かり合えることを想定すること自体間違っている。
人間の欲望は他者との相関性にしかない。
自分が思うことや考えることが純粋に存在しているわけではないから、誰かと分かり合えると思っていることが間違い。
分かり合えないのが当たり前。」

小説を読んだはずなのに、内容についてまるで覚えていない。
確かに私は三年前のちょうど同じ時期に読んで、ブログに感想を記しているが。
だからブログを書くのか。

24歳の冬はもう来ない。
だから、私は今を精一杯生きる。
地図も標識もない中で、危なっかしい運転で、私は突っ走る。
躁になったり鬱になったりしながら。

何かから逃げようとしても、逃げ切れない。
この社会から逃げ切れない。
承認の欲望がある限り、他者との関係性から逃れられないから。
私はそうやって他者との関係の中で自我を形成していくのだ。
互いに認め合いたい。
認め合いたいと思う意志を持ち続けたい。
| now-or-never | MOVIE | 01:05 | comments(0) | - |
エリザベスタウン2
意味不明な恋愛映画、キター(・∀・)!
てか、私、バカ。
前見たことあった。
つまらなすぎて印象に残らなくて見てないと思っていた。
確かフライトの中で見たことがあったよ、これ。

まあ、いかにもアメリカっぽい映画で、アメリカらしさを味わいたいときにはどうぞ。
ロードムービーは好きなジャンルなのだが、この映画はロードムービーってほどでもない。
というか、ストーリーが突飛すぎる。
ところどころにいいセリフが散らばっているものの。

仕事で大失敗した主人公は父の訃報を聞き、父の故郷であるエリザベスタウンに向かう。
その途中でクレアという女性に出会い、主人公は変わっていく。
このクレアって女が、底抜けに明るい。
積極的かつ行動的かつ旅好きでお喋り。
ってまんま私のキャラじゃん!
ああ、これけっこう理想に近いかもと思う。
あのポジティブかつアクティブさはぜひ身に付けたいところだ。

映画のテーマは挫折からの回復。
誰でもあるよね、挫折って。
絶望の淵に追いやられ、闇の中でたった独りで見えない敵と闘う。
でも誰かがライトを照らしてくれるんだ。
そして独りじゃないって気付くんだ。
挫折は終わりに見えて始まりなんだよね。
一回り大きな自分になれる。

人生、山あり谷あり。
今の価値観が、今持っているものが、すべてじゃない。
仕事も恋人も今が最高?失ったら絶望?
そんなことない!
失敗は成功のもと。
失敗も成功も経験の数だけ実になるさ。
人生、何でもあり。
楽しく生きていこうぜ!
| now-or-never | MOVIE | 01:38 | comments(0) | - |
私が映画を見る理由
見て分かる通り、最近映画を見まくっている。
暇を持て余している?
いや、暇があったら私は外出する。
アウトドア派なのだ。
どこかで旅をしているだろう。

暇ではない?
イエス!
すべきことがある?
イエッサー!
すべきことから逃げるための映画鑑賞?
アイキャントセイノー!

勉強から逃げる。
妄想から逃げる。
そのための映画鑑賞。

映画の感想をここに記すのは、自分の思考の整理と想起の切っ掛けのための記録。
記憶の長期保持ができない私は、見た映画の内容も見た事実さえも忘れる。
この間借りた恋愛映画四本のうち二本は見たことのある映画で、しまった!記憶にすら残らないつまらない映画をまた借りてしまった!と私は後悔する。
そうなることを避けるために、私はここに点数化(五段階評価)し、記録する。

幸せになる彼氏の選び方1
10日間で男をフル方法2
最後の恋のはじめ方3
ブリジットジョーンズの日記3
クリスティーナの好きなこと2
ラヴホテルズ3
インザプール3
ビッグフィッシュ4
図鑑に載ってない虫5
メゾンドヒミコ5
サマータイムマシンブルース3
パフューム2
ホワイトオランダー5
間宮兄弟3
ベロニカは死ぬことにした2
| now-or-never | MOVIE | 01:38 | comments(0) | - |
ラヴホテルズ
四つの短編からなる。
三つ目の女心が痛い。
四つ目の世界観がかわいい。

男と女はどこまでも切ない。
夫婦、恋人、セフレ、友達、、、
確かな関係などない。
永遠などというものはない。
曖昧で不確かな関係だからこそ、肌の確かな感触を一瞬の快楽を求めるのかもしれない。

男と女はどこまでもすれ違う。
一瞬交わってもベクトルはいつだって違う向きだ。
交わるということは離れていくということではないか。
なぜこの世には男と女がいるのだろう。
愛ってなんだろう。
| now-or-never | MOVIE | 01:37 | comments(0) | - |
イン・ザ・プール
現代人は何かしらの心の病を抱えている。
ストレスに晒され、行き詰まり、何らかの症状を来す。

勃起持続症、強迫神経症、プール依存症という三人の患者を取り上げている。
彼らは極端にしろ、何か共感する部分はあるだろう。

人は何かに依存する。
恍惚感に酔いしれ、その恍惚感をもっともっとと欲する。

人は完璧でありたいと願う。
自分はできると思いたい。
しかし完璧でないことに気付き、破綻が始まる。

俗な医者と神経質な患者。
私はどこまでも俗に生きたい。
人は俗にまみれて生きるのだ。

しかし、なに、このカッコ悪いオダジョー。
メゾンドヒミコのかっこよさがまるでない。
オダジョーへの恋心が失せる〜。
| now-or-never | MOVIE | 01:37 | comments(0) | - |
ビッグフィッシュ
親は昔話をする。
少し美化した思い出話を。
昔は楽しく聞いていても、物心ついてからはなかなか素直には聞けないものだ。
そんなの嘘だろう、また同じ話だ、とうざがる。
でも、きっと話の中には人生のヒント集、それも濃ゆいエッセンスが詰まっているのかもしれない。

フィクションを否定する人がいる。
作り話なんて意味がない、事実だけが真実だと主張する。
だが、フィクションというものは、事実をただ喩えて、楽しく美しい作品にしただけなんだ。
ティムバートン監督の映画に対する思いが伝わってくる。

作り話ばかり聞かせる父とそういう父に不満を持つ息子。
いつだってだれだって息子は父を疎ましく思い、父の偉大さを怖れる。
息子はいつか父を越えていかねばならない。
父と息子の葛藤は使い古されたテーマではあるが、それを直截的に写実的にではなく、かわいらしくおもしろく描いている。
色彩豊かで楽しいおとぎ話の世界と死が迫りつつある現実世界は対照的である。

私はいつしかおとぎの国に引き込まれ、現実を忘れる。
魔女に死ぬ年齢を教えてもらったり、敢えて危険な道を進んでみたり、偶然の出会いがあったり、、、
私は私の道を進む。
ちょっとぐらい危なっかしくてもいいじゃない。
いつ死ぬか分かってるから大胆なこともできちゃうの。
偶然の出会い、運命の出会い、様々な人との出会い、、、
私は出会った人たちに助言を受けながら、時には一緒に、時には離れて、道を歩む。
どこにつながるのか、どんな出来事が待ち受けているのか、わくわくしながら、私は一歩一歩進んでいく。
| now-or-never | MOVIE | 23:51 | comments(0) | - |
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